ロードバイクと自転車保険

自転車盗難の現状を知る

盗難はどれ位起こっているか

犯罪について思いをめぐらすとき、多くの方は「自分は被害に遭わない」と思いがちです。自転車の盗難についてもまた然り。「盗まれないだろう」とたかをくくって、自転車を無防備な状態に晒している方が目立ちます。しかし、そんな方も自転車盗難の現状を知れば、防犯意識を高めざるを得なくなることでしょう。

10年ほど前と比べると、ここ数年は自転車の盗難件数は減少しています。それでも毎年30万件以上の盗難届が受理されていることは、心に留めておくべきです。たとえば平成23年における自転車盗難の認知件数は、実に337,569件に上っています。1日あたり、約925件もの自転車盗難が発生しているのです。

また、上記の件数はあくまで認知件数。届け出されていない盗難を合わせると、相当数の自転車が盗難の被害に遭っているはずです。加えていうと、自転車盗難事件の犯人検挙率は10%以下となっています。自転車盗難は、発生件数が多く解決が難しい犯罪なのです。

ではなぜ、自転車盗難の検挙件数は非常に少ないのでしょうか。その理由のひとつに、組織的な窃盗グループの手口の巧妙さが挙げられます。自転車を狙う窃盗グループは、犯罪の痕跡をたやすく残しません。盗んだ自転車は海外に売却されるケースが多く、警察も足跡を辿りにくいのです。

上記のような手口をもつ窃盗グループは、高価なロードバイクをターゲットにします。ロードバイクを手に入れた瞬間から、防犯を強く意識したほうがよいでしょう。

なお、自転車盗難に遭った方の約半数が、自転車に鍵をかけていない状態で盗難に遭っています。わずかな時間でも、無施錠で愛車を放置してはいけません。その瞬間を、窃盗グループは狙っています。愛車を守るのはオーナーの義務。お気に入りのロードバイクにはしっかり鍵をかけて、盗難の被害から守ってあげましょう。

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